【初心者向け】競合分析をしてブログでSEO1位を獲得する方法
初心者ブロガーは競合分析と聞いてもピンとこないですよね。筆者もそうでした。
しかし競合分析はブログ運営で非常に重要であり、競合分析をしなければ収益から遠ざかります。
逆に言えば、競合分析をして執筆するだけで、検索ランキング1位を取れる可能性があり、こう聞くと重要性が理解できるでしょう。
本記事では、競合分析が分からないあなたに向けて詳しく解説します。
筆者が行う具体的な方法も解説するので、記事を読めばすぐ実践できますよ。
ブログの競合分析で知るべき2つの視点
ブログ運営で結果を出すには、競合分析が必須です。
理由は、ブログの集客の大部分はSEO、つまり検索エンジンからの流入であり、検索ランキング上位に記事がないと集客できないためです。
検索順位を見れば、すでに上位にランクインしている記事が存在します。
「検索順位1位を取る教科書」とも言え、分析することであなたの記事も検索順位1位に入ることもできるでしょう。
競合分析では2つの視点があります。
-
サイト単位
-
記事単位
サイト単位とは、ブログを始めた直後に行う「どのようなサイトを作るか」という設計段階で行う競合分析です。
サイト設計と言われ、ジャンル選定・ペルソナ設定など踏まえ、キーワードを選定する際に競合分析を行います。
サイト設計はこちらの記事で詳しく解説しています。
≫初心者が簡単にできるサイト設計7ステップ
記事単位の競合分析とは、各記事ごとに毎回行う競合分析です。サイト単位の競合分析とは方法が全く違い、以下を確認します。
-
文字数
-
タイトル
-
見出しと構成
-
検索意図
次の章で記事単位の競合分析における、具体的な方法と使えるツールを紹介します。
サイト単位で行うブログの競合分析方法
サイト単位で行う競合分析の、具体的な方法を紹介します。
以下の手順で行ってください。
-
競合サイトを探す
-
実際にサイトを見て分析
-
ツール(UbbersuggestかAhrefs)で分析
競合サイトを探す
まずは競合サイトを探しましょう。
探し方は簡単です。あなたのブログのメインキーワードで実際に検索をします。
そこから、個人ブログと思われるサイトを探してください。
と言っても、どれが個人サイトか分からない人もいますよね。
見るポイントは下記です。
-
企業情報がないこと
-
ドメインがco.jpではないこと
個人ブログでない場合、トップページのヘッダーや、プロフィールページに企業情報が載っています。
また「co.jp」は企業でないと取得できないドメインのため、該当するURLは企業サイトです。
これらのサイトは除外して、個人ブログを探すようにしてください。
実際にサイトを見て分析
個人ブログが見つかったら、実際に見て分析をしましょう。
見るポイント
-
どのように特化しているか
-
どのペルソナに焦点を当てているか
-
商品は何を売っているか
個人ブログの場合、ほぼ何かのジャンルに特化しています。
特化方法を学ぶには絶好の機会なので、確認しましょう。
ペルソナの確認も重要です。競合のペルソナを知ることで、それ以外を狙えば狙い目になります。
商品の確認もしましょう。初心者だと何の商品を売ったらよいか悩むので、見て参考にしてください。
ツール(UbbersuggestかAhrefs)で分析
ツールを使った分析も必要です。
特におすすめしたいのは、UbbersuggestかAhrefs。稼ぐブロガーは必ず使っています。
これらを使って何を確認するかというと、主に3つあります。
-
ドメインランクの確認
-
被リンクの確認
-
キーワードの確認
ドメインランクを知ることで、自分に近いレベルのサイトか分かります。
数字が高いサイトは、レベルが高いので参考には難しいでしょう。そのため、比較的数字の低いサイトを見ることで、あなたのブログに活かすことができます。
近いブログが見つかったら、被リンクをチェックしてください。
被リンクに悩む方も、ツールを使って競合の被リンクを確認し、そこから営業をかけることで被リンクを取得しやすくなります。
キーワードチェックも欠かせません。
特に初心者はサイト設計の段階でキーワード選定に手こずります。
自分で考えるのも限界があり、そんなときに競合のキーワードはそのまま使えますよ。
特にドメインランクが低いサイトで1位を取っているキーワードがあるなら、あなたも記事を書くことで1位を奪える可能性があります。
記事単位の競合分析で使えるツールと確認方法
記事単位の競合分析は、主にツールを使って行います。
ラッコキーワードの「見出し検索」を使いましょう。
見出し検索で狙うキーワードを見ることで、すでに解説した重要項目が全て分かります。
-
文字数
-
タイトル
-
見出しと構成
-
検索意図
なお、キーワード選定に不安を持つ方はこちらの記事がおすすめです。初心者向けに詳しく解説しました。
≫初心者に教えたい具体的なキーワード選定方法5選
文字数
文字数は見ると一瞬で分かります。
文字数を見て判断すべきは、例えば5,000文字であれば、
「競合は狙う読者ニーズを満たすため、5,000文字というボリュームで解説しきっている」という事実です。
つまりあなたが記事を書いて、3,000文字しか書けなかった場合、もしかしたら説明が足りない可能性があります。
文字数が多い少ないはSEOに影響はありません。しかし検索意図を満たすという意味で、競合の文字数を気にすると、的確な文字数になるでしょう。
タイトル
タイトルは、検索結果から読者が記事をクリックするのに重要な項目です。
SEOではクリックされない記事は評価が落ちます。そのため、検索上位はクリックされる記事です。
そのため、競合のタイトルを見て、どういう構成であればクリックされやすいか分析してください。
筆者のおすすめは、ChatGPTというAIを使って分析させる方法。
AIなら競合のタイトルを教えて「読者がクリックしたくなるタイトルを考えて」と指示するだけで出力してくれます。
詳しい方法は別記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
≫ブログ運営がスムーズになるChatGPTプロンプト8選
見出しと構成
見出しと構成は、文章の骨格を作る重要な要素です。
特に、検索上位の記事は、すでに検索エンジンから評価を受けています。
書かれている見出しと構成は、SEOの一つの正解と言えるので、参考にしましょう。
実際に確認する箇所は以下となります。
-
見出し・構成の順番
-
見出しに書かれている要素
見出しは読者にどんな記事が書かれているかナビゲーションする役割もあります。
そのため、書かれている順番は重要です。
また、見出しに書かれている内容は、読者ニーズを満たす要素のはずなので、しっかりチェックしましょう。
検索意図
最後に検索意図です。読者ニーズとも言います。
他の項目と同じく、検索上位の記事は検索エンジンに評価される検索意図が的確に捉えられています。参考にして損はありません。
確認方法は主に2つです。
-
リード文から理解する
-
見出しから把握する
読者は最初にリード文を読みます。リード文を読み、知りたいことがないと判断すると、記事から離脱する傾向が高いです。
リード文には必ず読者ニーズが書かれています。
見出しも同じです。リード文を読んで「知りたいことが書いてありそう」と判断すると、見出しを一通り読みます。
そのため、見出しにも読者ニーズが書かれています。
以上のように、リード文と見出しを読めば、読者ニーズが理解できるので、しっかり分析しましょう。